あなたは自信をもっていますか？
「なんとなくできるような気がするんだよね。」
こういう方は大丈夫です。
でもこういう方もいます。
仕事もきちんとこなす。
責任感もある。
周りからは「すごいねー」って言われる。
でもその人の心の中では・・・
「周りからはすごいって言われてるけどそんなことない。
みんなは何もわかっちゃいない、私なんてダメだ」
本気で思ったりしてます。
私も昔は、何についても自信をもつことができませんでした。
こんにちは。
ココロの境界線をひく
自己肯定感カウンセリングの岸です。
自信がないのは愛着障害のせいかもしれません。
愛着障害とはなんでしょうか？
愛着障害とは、子どものころに、
特定の養育者（特に母親の場合が多い）との
愛着形成がうまくいかなかったことで現れる症状の総称です。
別の言い方をすると、
愛着障害は、特定の養育者が
子どもの安全基地になれなかったことから生じるもの
ともいえます。
ここでいう安全基地（あんぜんきち、英: Secure Base）とは、
アメリカの心理学者のメアリー・エインスワース氏が提唱した
人間の愛着行動に関する概念です。
安全基地とは、子供にとっての愛着対象が幼い子供に提供する心地よい安定や保護などを保証した環境を意味する。子供は母親などの養育者を安全基地のように感じられると、好奇心は外の世界に向けられ、外的世界を探検することができるようになる。危険信号を感じると愛着対象にしがみつき、危険が過ぎると再度探索を行う。
なぜ愛着障害が自信が持てないことの原因になるのでしょうか。
愛着は子どもの頃に親などの愛着を持つべき対象と育むものです。
愛着障害は、対象ときちんと愛着を得られなかった、
あるいは
愛情を得られていないと子ども自身が思ってしまった
ことにより生まれます。
自分がしていることに
絶対の信頼を与えてくれる（はずの）存在から、
拒否されている（と勘違いしている場合もある）わけです。
そうすると、
子ども自身が良いとおもってしたことが
受け取られずに否定される、
安全基地もないので、
だんだん自分の中から自信がなくなっていくのです。
自分の判断はマズイわけですから、
やがて、
判断の根拠を自分以外の外部に求めてしまう・・
それは、
子どもの頃であれば親や先生のいうことであったり、
周囲の状況だったり、
世間一般の常識とよばれるものだったり・・
自分がなくなって、
ココロの境界線もなくなってしまいます。
潜在意識にも
「行動するときは、自分自分とは別のものから根拠を持ってくる」
という暗示が入ってしまいます。
愛着障害は、あなたのせいではありません。
子どもの頃の環境によってそうなってしまっただけです。
愛着障害を解消するには
自分をうけとめる経験を積み重ねていくことです。
そうすることで、
外から根拠を持ってこなければいけないという暗示を、
自分の判断で行動していいんだという暗示に
変えていくことができます。
また自分以外の第三者に、安全基地になってもらうことも良いです。
サポーターがいるようなものなので、
自分に自信をつけていく流れがスムースになります。
潜在意識は物事の大小を区別できません。
小さなことで構わないので
自分で決めて自分が実行する
ということを繰り返していきましょう。
そして潜在意識を書き換えましょう。
そうすることで自信が取り戻せます。
自己肯定感も高まります。
個人差はありますが、
自分にはできないと思っていた人でも、
なんとなくできるように思える状態に変わっていきます。
カウンセリングではあなたのお話をじっくり伺います。
カウンセリングは守秘義務もあるので、
あなたの安全基地になる役目を
かなりの部分でになえます。
愛着障害を克服して、
自信をとりもどしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
