あなたの笑顔とつながるサポート
岸洋志です。
さてさて。
今日は
「 たずねるときは具体的に 」
というおはなしをします。
いきなりですけど
質問です。
あなたが
カウンセラー・セラピストだとして
セッションに訪れた
クライアントさんが
今後どうしたらいいか
悩んでいる状況
だったとします。
そんなとき・・・
クライアントさんの
将来の手掛かりをみつけるために
あなたは
どんな言葉をかけますか?
1、「これから、どうしたらいいと思いますか?」
2、「これから、なにをしたらいいと思いますか?」
はい、これ。
『 なにが違うの? 』
って思ったかもしれません。
意味はほとんど変わりませんし。
でも。
聞かれた側は
こうおもうと思うんです。
1、『 どうしたら、どうしたら、どうしたらいいんだろう・・・・
って、どうしたらいいかわからないから、
悩んでいるんだよぉ・・泣 』
もんもんとするかも。
2、『 何をしたらいいか?
そうだなぁ。あれかな?
それともこれかなあ、
昔やったあれかもしれない・・ 』
(↑はい、1も2も、私デス!)
このちがい。
1は、どうする、という行動を
おしえてくださいって尋ねています。
2は、何をしたいかを
教えてくださいって尋ねています。
具体的な「なにか」です。
そして。
今後の方向を見つけたいのであれば
1より2のほうが探しやすいです。
ここで、
ちょっとした
ワークをしてみましょう。
1分ほど時間をとって
あなたの周りを見渡して、
そこにあるものを
記憶してみてください。
記憶しましたか?
そうしたら、
目をつむって
オレンジ色のものを
思い出してください。
どうでしょう?
たぶん、
あまり思い出せなかったのでは
ないでしょうか。
では、
ちょっと方法を変えて
もう一回です。
はじめから
オレンジ色のものを探す
と意識してから、
周りを見渡して
記憶してください。
(おなじく1分くらい)
また、先ほどとおなじように
目をつむって
オレンジ色のものを
思い出してください。
いかがでしょうか?
2回目は
周りを見渡したとき
1回目より
オレンジ色のものが
強烈に目に飛び込んできた
のではないでしょうか!
おそらく
覚えているのも、
2回目の方がおそらく
多いはずです。
この、
具体的に絞ること。
具体的にすることで、
対象がはっきりします。
冒頭の質問ですが、
どうしたらいい、は、
ぼんやりしています。
でも、
何をしたらいい?
は「なに」かはわかりませんが、
具体的なものをさしています。
なので、
もしあなたのクライアントさんが
行動に迷っているときには、
「 なにをするのがいい? 」
と言葉をかけてみてくださいね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
では、また♪