先日カウンセリングで、
クライアントさんの
子どものころの感情を癒やしていくことを一緒にしました。
抑え込んだ感情を表にだすことが
こんなにも大切なことなんだなあと
今更ながら気づいた
自己肯定感メンタルサポーターの
岸洋志です。
今回は、癒やしは本来の感情に気づくことから始まる、
ということをお話しします。
突然ですが、あなたは怒りっぽいですか?
恐れや不安と並んで、
ひとが振り回されやすい感情に、
怒りがあります。
私は些細なことで怒る子供でした。
自分でもなぜこんなに怒りっぽいのか
まるでわかりませんでした。
でも。
いまは、ほとんど怒りません。
妻が言っているのでおそらく間違いではないでしょう。
なぜ怒らなくなったのでしょうか?
それは、本来の感情が癒やされたからです。
本来の感情というのは、
怒りが生まれる前に湧いていた感情です。
出来事があったときに、最初に生まれる感情です。
たとえば。
悲しみ、
寂しさ、
嫉妬、
不安、
恐れ、
自己嫌悪、
などです。
私の例でいえば、
わかってもらえない悲しみとか、
一人にされる寂しさとか、
兄弟に対する嫉妬とか・・
こういった感情が湧いてきたとき、
本来であれば、
その感情を隠さず、ふたをせずに表に出す必要があります。
表に出して感情を感じるんです。
でも、
感情を表現できなかったり、蓋をしてしまったりすると
怒りという二次的な感情に変わってしまいます。
満たされない思いがたくさんたまると、
子どものころの私みたいに
怒りやすいひとになってしまうんですね。
でも、安心して下さい。
そんなひとでも、
本来の感情に気づいてあげることで、
癒やすことができます。
今回は、
癒やしは本来の感情に気づくことから始まる
というお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。