自己肯定感ということば、最近はよく聞くようになってきましたね。
自己肯定感は一時的であればわりとすんなり上がります。
でも上がった自己肯定感をそのまま維持して
定着させるのは難しいのです。
自己肯定感は永久定着させるほうが
いいですよね。
こんにちは。
自己肯定感カウンセリングの
岸洋志です。
自己肯定感を短期的に高めるのと、
永久定着させるのとでは、
どういった違いがあるのでしょうか?
これは
様々な選択を
自分の意思で決めることができているかどうか、
です。
自分の意思で決めていられるようであれば
高く定着しています。
例えば、誰と遊ぶかを親御さんが決めている。
「あのコとは付き合っちゃいけません」
進路は先生や親御さんが決めている。
「あなたは○○大学へ行くのよ」
就職先も結婚相手も親御さんが決めている。
仕事の判断は上司が決めている。
外出時の服は、奥様もしくは旦那様が決めている。
などなど・・
探せばもっとあるかもしれません。
自分の意思で決めていないという事は、
自分いがいの
ほかの誰かに決めてもらっている
ということです。
誰かに決めてもらった結論に
乗っかっている
ということなんです。
実際行動するのはご本人なので
最終的には自分が決めています。
ただ、
方向を決めているのが誰か
ということです。
それが
自分なのか
それとも
自分以外の誰かなのか。
自分で決めていないということは
そのほうが楽だと思っている
ということかもしれません。
意識的にも無意識的にもかもしれません。
どうして自分で決めないと思ってしまったの
でしょうか?
それは、子供の頃に
愛着障害を抱えてしまい、
自分で決めないことが当たり前
になっている可能性があります。
子供の頃に自らの選択を
肯定されていなかった可能性です。
また、自分を認められていないので、
アダルトチルドレンの傾向もあります。
親御さんから、
「ダメ!」、
「こっちにしなさい!」
など、よく言われませんでしたか。
ちなみに、私はよく言われました。
子供の頃に
「自分の選択は常に間違いなんだ」と
意識的にか無意識的にかはわかりませんが、
思ってしまったのであれば
誰も自分の意向を持ち出そうとはしないですよね。
他人の意向を選択することが当たり前で、
そうすることで自らの居場所を
保ってきたのであれば、
自分で選択をする事を
避けていくようになります。
当然といえば当然です。
自己肯定感を高めて
永久定着させるには、
自分の意向にそって自分で決める
というスタンスが必要になります。
それができる状況になるまで
自分を癒すことも必要です。
もしご自身で決めていないなぁ
自己肯定感が安定して高くないかもと
思われた方は、
ご自分で意識して決めることをしてみましょう。
お昼は何にするか、外出時はどの服を着るのか。
小さなことで構いません。
潜在意識は物事の大小を区別しませんから。
自己肯定感は巷に様々な上げるための方法がありますが
土台が備わっていないと
短期的なものに終わってしまう可能性が高いです。
自分を癒やした上で
ココロの境界線をひき
自分で決めることが当たり前になる
という習慣ができれば
潜在意識が書き換わります。
ぜひ、ご自分で意識して決めることを意識してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。