自己肯定感を高くするには?

自己肯定感を高くするには?

 

自己肯定感。

 

読んで字のごとくですが、

自己を肯定する感覚です。

 

自己肯定感が低い人、いますよね。

私もかつてそうでした。

 

自分なんて・・って思っているから、

自分を表現できない、

集団のなかでも自分をさらけだせない、

さらけ出せないから

他人から理解されることもなく

孤立してしまったりする・・

 

ほんとうに悪循環ですよね。

 

これをなんとか直したい。

そう思われるのではないでしょうか。

 

ではどうしたらよいのでしょう。

自分をありのままで認めること

自己肯定感を高めるには、

自分で自分のありのままを

認めてあげることです。

 

自己肯定感が低くなってしまう大人は、

ほぼ自己肯定感が低い子どもであることが多いです。

 

子どもの頃の自己肯定感が低いまま、

大人になっても、

自己肯定感が低いことを隠しながら

何とか社会を渡っていこうとしているわけです。

 

でも環境が自分に合わなかったりして

苦しくなって悪循環がひどくなると、

鬱になったり、

悪ければパニック障害に

なったりしてしまうこともあるのです。

子どもの自己肯定感

ではなぜ子どもの自己肯定感が低くなるのでしょうか。

 

これは、親の育て方が一因とも言われています。

 

たとえば、

共感をしないで、

いきなり「それはダメ!」と怒ったり、

できの良い兄弟と比べたり、

早く早くと急かしたり、

はたまた大きな期待をかけたり…

 

こういったことが

子どもの自己肯定感を

下げてしまう元になってしまいます。

 

他にも、

生まれつきの性質で敏感体質な人たちに

HSP(エイチ・エス・ピー)

(Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン))

と呼ばれる人たちがいます。

 

 

彼らも、

自分を肯定的に認められない

Noの環境で育ったりしてしまうと、

より敏感体質がすすみ、

社会生活を当たり前にしていくことが

難しくなってしまうこともあります。

 

敏感体質でない人にとっては

なんでもないことであっても、

敏感体質であるがゆえに、

過敏に反応して

自己肯定感が低くなってしまう

可能性が高い人達です。

 

すこし脱線してしまいました。

 

HSPについてはどこかで別に述べるとして、

ひとつめのことです。

 

子どもにとって

親は唯一絶対の保護者であり

権威者であることが多いです。

 

その絶対的な存在から認められないから、

子どもは自分を認めることが出来ません。

 

子どもから見れば頼るべき存在である親が、

いつも自分のことを否定し、

自分の行動を非難するようなことばを

自分にかけているのですから

当然といえば当然です。

 

もちろん親御さんはお子さんのために

よかれとおもってしていることでしょう。

 

でも、子どもはひしひしと

その受け入れられていないという事実を感じ、

受け止めてしまいます。

 

自分の行動を

庇護者である親から認められない、

認められないことが当たり前になるのです。

 

そういう状況で

どうして自分自身を認めることが

できるでしょうか。

 

こういった状況の中では

子どもは自分の行動や判断に

自信が持てなくなりますし、

自分がどのように存在すればいいのか

分からなくなるでしょう。

 

どうしていいかわからない。

どういった行動を取ることが

親からYESをもらえるのか、

そういった方向に自分の思考も向いていきます。

 

子どもにとっては、

心の拠り所が親を喜ばせるという他人軸になりますし、

いつも不安を持っているという状況が当たり前になります。

 

自己を認めて自己肯定感を上げるには

程遠い状況になってしまいます。

 

子供の自己肯定感の育て方

親御さんとしては、

お子さんが何かをするとき、

うまくできて欲しいとか、

もっとこうしたら良いのに

とか思いますよね。

 

でも

ストレートにそれを

お子さんに伝えることはやめましょう。

 

まずお子さんのありのままを

まずは受け止めてあげてください。

その上で共感してあげることです。

 

「そうかそうか大変だったよね」

「よしよし、悔しかったんだね」

 

こういった言葉をかけてあげて、

できたらお子さんを抱きしめてあげましょう。

 

大人の自己肯定感

では大人になったら、

自己肯定感を高めることは

出来ないのでしょうか。

 

安心してください。

大丈夫です。

 

自己肯定感は、

繰り返し自分を認めてあげることで、

徐々に上がります。

 

潜在意識は

体験の大小を区別しませんし、

時間の概念も、主語の区別もありません。

 

ですので、

大人になってからでも

自己肯定感を高めていくことが可能なのです。

 

自己肯定感を高めることは

一人でも可能ですが、

時間がかかりますし、

一人でするために、不安になったりすることも

あるでしょう。

カウンセリングを受ければ、

時間も一人でするより短縮が可能ですし、

より安心して安定した方向にすすめます。

 

カウンセリングでは、

初期の段階で自分を認めるワークをします。

 

自己肯定感が低い子どもももちろんですが、

大人になっても

自分のことを自己肯定感が低いなと思う人は、

自分のありのままを認めてあげることで

徐々に状況が改善されていきます。

 

自分の行動や言動に自信を持つためには、

つまり自己肯定感を高めるためには、

自分が自分でありのままでいいんだと認めてあげることが

一番大切になってきます。

 

ご参考にしてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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