岸洋介です。
あなたは、
他人の言動に対して
イラっとすること、ありますか?
「なんでキチっとできないのかなぁ」
「公共の場所ではスマートにふるまおうよ・・」
「カウンセラーはクライアントに寄り添うべきでしょ?」
(↑ハイ、これ、過去の?私です)
今日は、そんなとき、
イライラの原因は自分がもっている
についてお伝えしますね。
あなたは、
投影って聞いたことがありますか?
投影、
自分の中にある受け入れたくない不都合な感情や衝動を、
他人のものだと思い込むこと。
いいかえると、
「相手」の言動にイラッとするときは、
「自分」のなかの同じものが反応している
ということです。
相手の中に自分を見ている状態です。
たとえば。
いぜんわたしは
子どもっぽい言動をしている大人を見ると
よくイラッとしていました。
『 もっと大人らしくふるまえよ!(怒) 』
でもこれ、
投影の観点でいうと、
『 自由にできるアイツが許せない 』
ということ。
このイライラを友人に話すと、
友人「そう?ぜんぜん感じないけど。あの人無邪気でかわいいじゃん。」
!!
私がマイナスだと感じる部分を
友人は、なんとも思っていないどころか、
プラスに捉えていたんです!
ということは、
イライラの原因なんて、
客観的な事実ではないんです。
なので、
イラッっとしたときの
反応をどうするか
が大事です。
①相手に「あなたはここが悪い・イヤ」とそのままぶつける(しらせる)
②自分のなかにそんな課題があったのねと気づく
ここが分かれ道です。
『 あー私、自分のこういうところを
認めて
許せて
ないんだなぁ 』
こんなふうに
気づくことができれば、
その後の自分の行動を
コントロールすることもできますし、
もっといえば、
自分の中にある課題を解消するべく
取り組むこともできます。
だから、
もしもあなたが
対人支援職をしているのなら、
①みたいな反応を
クライアントさんにしていないか
振り返ってみてくださいネ。
今日は、投影について
お話ししました。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
では、また!
Ps
投影からおこる反応的な行動
「自分の問題を相手に指摘する」
こんなふうに言葉にすると
とても自分勝手で荒唐無稽に思えますよね。
でも
けっこう多くの人が(私も含めて)
やりがちですよね〜。汗汗
気をつけましょう!